2011/01/27

The new Art institute   新しい芸術研究所

このブログのタイトルは新しいアート(芸術)研究所という堅苦しい名前です。

私が現時点で何か新しいアートの芽であるとか、革命を起こそうと提起する訳ではありません。現時点では何もありません。だけれども、いつか提起できる事を期待し、日々考察していこうと思っています。

研究所ですが、一人で発信するのでは面白くないと思います。是非皆さんも一緒に考察していってほしいと思っています。いつか皆さんも一緒に発言をする場を作っていけたらとも思っています。トラックバックに意見、反論してもらってもよいと思います。そして、いつか実際にあってお話、議論できる事を楽しみにしております。

まず、アートについて直接的な考察へ入る前に何故、このような研究所なんてモノをしようと思ったかに少し触れておかなければならない様に思っています。研究所をしようと思った理由もまたアートを現実的な側面から考察したとき関わってくる事になると思うからです。


私は芸術大学を卒業しています。きっとこんなブログを読まれる方は何かしらの芸術教育機関を出た方が多いのではないかと思いますが、芸術大学を出た方なら同じ思いをされている方もいるでしょう。悲しい事に学校を出ると多くの人が普通の人になってしまう事です。私自身の周りもそうで、卒業近くになると就職やらなんやらで現実的に飯を食う事に完全にシフトされる。新しい表現を目指していた者も、反社会的傾向の強かった友人も今では表現、アートの言葉を発する事無く、社会一般と言う領域へと同化していってしまった。

そんなことは社会人になると言う事で当たり前の事ではないか!と確実に良識のある大人に罵られる事でしょう。まぁそれは一理も二理もある話だと思います。現実的な事と折り合いを付け大人になっていくのです。でも、釈然としないのです・・・・。
すべての芸大生が作家になるべきだとは言いませんし、逆にそれは変な事だと思う。しかし、釈然としないのは何故、芸術に対する興味を完全に無くしてしまうのだろうか?と言う事です。興味と言うよりか、表現をしたい欲求です。その欲求はどこへ行ってしまったのだろうか?もしくは私が知らないだけで無くしてはいないのだろうか?心の奥底に隠し持っているのだろうか?なんで隠し持つ必要があるのだろうか?


続く。

0 件のコメント:

コメントを投稿