2011/06/09

腎臓売って、ipad購入


腎臓売ってiPad2購入 中国の高校生、体調悪化


 【香港共同】米アップルの多機能端末「iPad2」を買うため、中国安徽省の高校1年の男子生徒(17)が臓器ブローカーに自分の腎臓を売っていたことが分かった。広東省の深セン衛星テレビが8日までに報じた。生徒の体調は少しずつ悪化しているという。



iPad2がどうしても欲しくなった生徒は4月下旬、腎臓が高く売れると知り、ネット広告を出していたブローカーに連絡を取った。湖南省の病院に連れていかれ、腎臓を片方摘出された。
3日間の入院の後、2万2千元(約27万円)を受け取り、iPad2や携帯電話iPhoneを購入。高価な持ち物を母親に問い詰められて発覚した。


[共同通信]




高校生の彼に同情の声もあるらしい。しかし、十七歳は流石に分別のつく歳だと思うのだが。

ipadを手に入れても、体が駄目になって死んだら、どうやってipadを使おうとしていたのか、奇怪な事件だ。

貧困層の臓器売買は、その日を生きるための食料や貧しい家族の暮らしために体を刻む事が、日々、行なわれている。その人身売買を取引する組織や市場があり、深刻であった。そして、一昨日には、ナイジェリアで32人の少女が人身売買用に子供を産ませるために監禁させられ、出産工場をしていた施設が摘発された。

売春と人身売買は世界最古の職業と言われており、日本でも「日本書紀」676年に記述がありました。だけれども、昔は労働力、性的搾取の目的であって現在はかなり、形がかわってきた。
以前も奴隷や、日本で言えば遊女などもある意味では命をすり減らしながら搾取されてきた。だが、現代は搾取した上、体を切り刻み、どこか先進国の人の延命へと繋がる。今は搾取されるものは骨の髄まで搾取される構造が出来ているようだ。

何時か、先進国では臓器提供が当たり前になり、私もそれら命を自分の延命をしたいがために体内へ取り込む事があるのだろうか。私が延命されて世のためになるとも思えない。

其れを考えると臓器提供カードならぬ、臓器拒否カードがいるかもしれない。





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